私がメルカリを利用しようと思ったのは、自分の家にある不用品を処分したいなと思ったことがきっかけでした。
以前ヤフーオークションをしたことがありましたが、その時には出品者と落札者が直接やり取りをするシステムだったため、相手に商品を送るときや、自分が物を購入した際には、必ず自分の「本名と住所」を明らかにしなければなりません。
しかし、私の旦那は「自分がよく知らない人間相手に、自分の住所を明かすなんて危険だ!家族みんなを危険にさらす行為だ」と考える人だったため、なんとかそこを回避しながらできる方法はないかと考えていました。
そんな折に、メルカリだと匿名で売買ができることを知ったのです。
初めての出品。商品が売れたものの、いったいどうやって送ったらいいの?
私がメルカリを利用し始めたのは2018年1月。
初めて出品をしたその翌日に、商品が売れました。売れた商品は、入浴剤バブの8個入りのセットでした。
商品そのものは小説サイズほどの紙箱に入ったもので、小さなものです。配送料はできる限り安く済ませたいですし、自分と家族の安全も守りたい。
いったいどんな配送方法があるのか、必死にネットを検索した結果、さすがメルカリです!匿名で配送できる自社独自のサービスを展開していました。
そんな私が選択した配送方法は「ゆうゆうメルカリ便」でした。
メルカリと郵便局がコラボした新サービス「ゆうゆうメルカリ便」
「ゆうゆうメルカリ便」とは、実際に購入してもらった商品を郵便局、もしくはコンビニ(2018年1月現在は、対応店舗はローソンのみ)に持ち込むと発送してもらえる方法で、料金は全国一律というもの。
(写真:メルカリより)
もともと郵便局で行っていたサービスを、メルカリを通して行うことで、独自の料金プランになっていて、本来の郵便局で行っていたサービスとの差額分はメルカリが負担してくれているようです。
今回は、この「ゆうパケット」という方法で発送することにしました。
その時に、私が踏んだ手順についてご紹介します。
コンビニ、ローソンから「ゆうゆうメルカリ便」で荷物を発送してみた!
メルカリによる送付先の情報(QRコード)を読み込んで、レジに向かうまで
発送方法を調べながら、恐る恐るの挑戦です!
まず、ローソンに入ると、ロッピーに向かいます。
ロッピーの初期画面がこちら。↓
この画面でない場合(CMのようなものが流れていることもあります)は、「トップに戻る」のような操作をすると、こうなります。
真ん中にある「Loppi専用コードをお持ちの方」を選択してください。
これを押すと、画面に「バーコードスキャンをしてください」と出るので、写真の右下に写っている場所で
「メルカリアプリで取得したQRコード」
を読み取らせます。
QRコードの読み取りが完了すると
画面にこのようなお知らせが出てきます。
複数同時に配送する方などもいらっしゃるので、万が一の際の貼り間違えやクレームのないように(!?)
「お荷物への貼付は、お客様ご自身でお願いいたします」
と赤字で記載されているトコロが、 個人的には素晴らしいと思います。
ここで「閉じる」をクリックします。
すると今度はこの画面が出ます。↓
この段階で初めて「依頼主(自分)」と「お届け先(購入者)」となり、発送先が明らかになります。
ですが、こちらからわかるのは、郵便番号の一部と都道府県のみ。
こちら側からはこの情報しか見えず、送り先からも、同様の情報しか見えないそうです。
これはスゴイ!(๑╹ω╹๑ )
こちら側からはこの情報しか見えず、送り先からも、同様の情報しか見えないそうです。
右下の「発行する」ボタンを押すとレシートが出てきます。↓
このレシートと荷物をもって、レジへ行きます。
レシートへの印字完了!レジで荷物の発送をお願いするまで
それでは実際に、コンビニのレジへこのレシートと荷物を持っていってみましょう。
このとき、店員さん次第で「あっ!メルカリ便ね」とわかってくれる人と、「いったいこれはなんだろう・・?」と迷ってしまう店員さんに分かれてしまう可能性がとても高いです。
なので、初めてのときは仕方ありませんが、2回目以降は、こちらからやり方などをお伝えしてあげられるようになるとよいかもしれません。
こちらがドシッと構えていると、きっと店員さんも安心してくれると思いますので・・・。
自分が持って行ったレシートを読み込んでもらうと、これが返ってきます。
配送料金は、売上金との相殺という形でとられるので、ここでは支払うことはありません。
そうすると、このように↓
【1】日本郵便の透明な袋
【2】3枚にちぎれる専用用紙
を渡してくれるので、今度はこれを処理していきます。
この用紙を自分で3枚にちぎります。
この3枚は、それぞれ
【A】郵便局控え
【B】荷物張付用
【C】料金後納差出表
ということで、各段階で引き抜かれていくのでしょうかね……。
いずれにしても、すごいアイディアです!
この3枚を・・・・・・・・
この「郵便局の透明な袋」に入れて、荷物に貼り付けたら完成です!
そのままレジの店員さんにお渡しして、送ってもらえるようにお願いしましょう。
この手続きが完了すると、時間差でメルカリの取引画面がこのように切り替わります。
このまま、先方に到着するまで見守りましょう。
販売側ができることはここまでです。お疲れ様でした。
初めて「ゆうゆうメルカリ便」を利用してみて感じたこと
今回、初めて利用してみて感じたことは、「とにかくスゴイ!」の一言でした。
初めに自分がもっとも重要視していた「匿名で配送できること」をラクラククリアしてくれただけでなく、それ以外にも
・送り先の住所を書かなくてよい
という点においても、非常にメリットを感じました。
荷物のやり取りをする際に、わずらわしく感じるのは、双方の住所などを細かく書き込まなくてはいけないこと。
でも、この方法であれば、QRコードを読み込むだけで、自分も相手の情報も何も書かなくていいので、ひたすらラクチンでした♪
唯一注意する点があるとすれば、(複数同時に扱っている人は)
・荷物への貼り間違えをしないこと
・違う取引のQRコードを読み込んでしまわないこと
それさえクリアできたら、かなりメリットの多い配送方法だと思います。
匿名でやりとりしたい人は、ぜひ活用してみてほしいと思います!